【報告】父が胃の全摘手術を受けました。
こんにちは。ささです。
以前、父が胃がん宣告を受け
抗がん剤治療を開始したことを
書かせていただきました。
抗がん剤治療が終わり、
昨日、父は胃を全摘する手術を受けたので、
今回はその詳細について書いていこうと思います!
抗がん剤治療、中断。
初めは、抗がん剤治療は約4回(2か月くらい)
行う予定でした。
1回目の抗がん剤治療のあと、
血液検査の結果の数値があまり良くなかったらしく、
次の抗がん剤治療の後、
”すぐに手術しちゃいましょう!”
となりました。
はたから見ると、
毎日仕事にも行ってましたし、
そこまで副作用はないように見えていたのですが・・・。
父が抗がん剤治療を受けたのは2回のみ
(約1ヵ月間)でした。
2回目の抗がん剤治療後は徐々に食欲も減っていきました。
手術の3日前に入院
入院も2回目なので、随分慣れたように
Wi-Fiの手続きを行い、パソコンも持ち込み、
Amazonプライムも見れるようにし、
何不自由のない入院生活を
送っていました。笑
手術前には、胃カメラなどの検査が行われました。
その写真を先生に見せていただきましたが
すごかったです!
胃の入り口近くに、
黒くてゴツゴツした、いかにも悪性の塊が
10分の1まで小さくなっていました!!
抗がん剤治療ってやっぱり効果あるんですね~!
手術の前日の朝までは食事もとれていたようでした。
父の様子は手術前日にしては、
とても落ち着いており、リラックスムードでした。
ただ、胃が全部なくなってしまうことについては
父:
「(手術後のことは)怖いから、何も調べないことにした。」
と言っていました。
手術当日
12時くらいから手術開始と看護師さんには
言われていましたが、
執刀医の先生がまだ他の患者さんの検査をしている
ということで、遅くなると言われました。
そして、12時50分に看護師さんが
「13:10に決定しました!!」
と勢いよく伝えに来ました。
そこから私たち家族は
手術室に移動するまでずっと無言でした。
父が歩いて手術室に向かい、
手術室の前で母が
「じゃあ、頑張ってね。」
とだけ言い、父も小さくうなずき
手術室に入っていきました。
6時間、待合室で待ちました。
手術は6時間かかりました。
外科医の先生は本当に大変です。。。
私は一度家に戻りましたが、
母はずっと父の病室で待っていました。
母は、父の病室のベッドで
ちょっとの間、寝るつもりだったらしいのですが、
看護師さんがあっという間に
運んで行ってしまったそうです笑
私の母は、どういう神経してるんでしょう…笑
しかも、病室のテレビでちょうど
韓国ドラマが放送していたらしく
「あっという間に3時間過ぎっちゃったよ~!!」
と、異様にハイテンションでした( ;∀;)
やっぱり現実はドラマとは違う!
ドラマのイメージだと、
手術室の前のベンチで祈るように
手術が終わるのを待つっていうイメージでした。
それで、看護師さんに血液型聞かれて、
輸血用の血をとられるみたいな・・・
しかし私と母の待ち時間の過ごし方は
というと。。。
2人でYouTube見ながら笑ったり
お菓子食べたり
スマホゲームしたり、
ドラマのような緊迫感もなく
のんきに時間が過ぎるのを待っていました。
手術が無事に終わりました!
夜7時にやっと手術室から
ベッドに横たわった父が運ばれてきました。
そして外科医の先生からの説明を受けました。
先生:
「手術は無事に終わりました。」
「食道と胃、その付近のリンパを切除しました。」
「胆のうにもポリープがありましたので、
一緒に取りました。」
※胆のうのポリープは数年後大きくなってしまった時に
腹腔鏡手術で取らなければいけないそうです。
ですが、胃の全摘を受けている人は
その手術が難しくなってしまうので
あらかじめ取ってしまった方が良いとの判断でした。
先生:
「取った胃、見ます??」
母:
「(即答)見ます!!」
私:
表情だけ、ゲッという顔をしてしまいました(;´Д`A ```
看護師さん:
「大丈夫ですか?」
「無理しないでくださいね。」
と私に気を遣ってくれました。
その頃母は、
母:
「写真も撮っていいですか??」
何故だ?!笑
先生:
「良いですよ~」
箱から切除した胃を出す先生。
私と母:
「おお~~!!!」
「これ胃ですか??」
「すご~~~い!」
変に盛り上がる私たち親子。
先生:
「ふふっ笑」
本当、私たちは能天気です。
この後、リンパの中の細胞全てに
ガン細胞がないかどうか調べ、
結果によってはこの後も
抗がん剤治療を行うとのことでした。
手術直後の父
少しだけなら話せるということだったので
父の様子を見に行きました。
父は酸素マスクがずれてしまうのが
気になるらしく、ずっと直していました。
沢山のチューブに繋がれていたので、
手が動かしにくいだろうと
母が酸素マスクを直すのを手伝おうとすると、
「いい!!!」と
ピシャッと手を挙げて
断るのです。
その後、少しだけ話した後
父は
「もう寝ます。」
「帰ってください。」
とだけ言い、手をこちらに向けて
帰りを促すようなジェスチャーをしました。
これには、いくら病人とはいえ、母は激怒しました!!
帰り道に、
母:
「何あの人!!」
「感じ悪い!!」
「もっと、言い方ないの?」
「もう何もしてあげない!」
病気になると、家族の絆が強まるかと思いきや
またこじれてきました(゚Д゚;)!!
退院後が怖い。。。
まぁとりあえずは、無事に手術が終わったので
一安心です!
この後の経過等はまた報告いたします。